各種検査
当院で受けられる検査
心臓の検査
心エコー検査
超音波を心臓に当て、反射するエコーを受診することで、心臓の状態を画像に映し出して診断します。心臓の形、機能、血流、弁の機能、大血管の形・位置などを調べることで、先天性心疾患などの病気の早期発見に役立てます。
ホルター心電図
心電図を長時間(8時間以上)モニターすることで、不整脈や狭心症などの病気を評価します。特に不整脈の診断には欠かせない検査で、通常の検査では確認しづらい心電図の変化を、長時間記録することでより確実な診断が可能となります。
運動負荷心電図(ダブルマスター)
患者様の年齢・性別・体重によって定められた回数、リズムに合わせて3分間、階段昇降してもらって心臓に負荷をかけることで、安静時にはみられない不整脈や、心電図異常などを確認する方法です。安静時の心電図では診断が難しい不整脈や、虚血性心疾患などを発見することが可能となります。
胸部レントゲン検査
心血管陰影の形態、心拡大の程度、肺血流の増減や左右差、肺うっ血の程度等を評価します。また、胸痛の原因となる肺炎、胸膜炎、気胸その他胸部の以上の有無も評価します。
迅速検査
迅速検査とは、インフルエンザなどの感染症を、短時間で検査する方法です。当院では、「インフルエンザウイルス」「溶連菌」「RSウイルス」「アデノウイルス」「ロタウイルス」「ノロウイルス」「マイコプラズマ」「ヒトメタニューモウイルス」などの迅速検査キットをご用意しています。
インフルエンザの迅速検査
インフルエンザにはA型とB型があり、その年で流行は異なります。迅速検査では、5~15分でインフルエンザの感染の有無を判定することが可能です。通常の検査キットと高感度キットの2種類を使っています。通常のキットでは発症から検査まで12時間必要ですが、高感度キットでは発症から最短3時間で検査可能です。
溶連菌の迅速検査
溶連菌に感染すると、発熱や喉の痛みなどをともなう溶連菌感染症が起こる場合があります。迅速検査では、この溶連菌の感染を10分以内に判定することが可能です。
RSウイルスの迅速検査
RSウイルスに感染すると、喉などに咳などの症状が現れるRSウイルス感染症が起こる場合があります。迅速検査では、このRSウイルスの感染を10分以内に判定することが可能です。1歳未満が保険適応です。
アデノウイルスの迅速検査
アデノウイルスに感染すると、発熱、咽頭痛、結膜炎、咽頭結膜熱(プール熱)をきたします。迅速検査では、このアデノウイルスの感染を10分以内に判定することが可能です。
ロタウイルスの迅速検査
ロタウイルスに感染すると、嘔吐、下痢、発熱などをともなう胃腸炎をきたします。迅速検査では、このロタウイルスの感染を短時間で判定することが可能です。全年齢が保険適応です。
ノロウイルスの迅速検査
ノロウイルスに感染すると、吐き気・嘔吐、下痢などの胃腸炎をきたします。迅速検査では、短時間でノロウイルスの感染の有無を判定することが可能です。3歳未満が保険適応です。